f 自転車のヘルメット着用とルール遵守を 東広島警察署・大月交通課長に聞く - FM東広島 89.7MHz - 東広島市のコミュニティーFM放送局

自転車のヘルメット着用とルール遵守を 東広島警察署・大月交通課長に聞く

パトカーimg

 東広島警察署の大月交通課長がこのほど、FM東広島(89.7MHz)に出演し、市内の交通情勢や自転車利用時の注意点について語りました。特に、重大事故を防ぐための「命を守るルール」について強く呼びかけました。

 大月交通課長によると、最近の交通事情として、運転者のシートベルト着用率は20年前と比べ飛躍的に向上し、100%に近い水準となっている一方で、歩行者の安全を脅かす「横断歩行者妨害」などの違反が依然として課題であるといいます。

 特に学生や利用者が多い自転車については、ルールの再確認を求めています。まず強調したのが「乗車用ヘルメットの着用」です。「自転車事故で亡くなる方の約半数が頭部に致命傷を負っているというデータがある。実際に、ヘルメットのおかげで車と衝突しても命を取り留めた事例もある」と、その重要性を説きました。

 また、自転車の走行場所についても注意を促しました。「自転車は軽車両であり、車道の左側走行が原則。歩道を走行できるのは限定的な場合に限られ、その際も歩行者が優先であり、車道側を徐行しなければならない」と、歩行者への配慮を求めました。

 このほか、イヤホンで音楽を聴きながらの運転や、スマートフォンの注視、傘差し運転の危険性についても言及。「周囲の音が聞こえない状態や、視線が手元に集中する運転は非常に危険であり、状況により違反の対象にもなる。絶対にやめてほしい」と呼びかけました。  市内の自転車専用通行帯の整備については、国や県などの道路管理者との協議が必要であり、現時点で新たな整備計画はないものの、歩行者を守るための環境づくりは継続的な課題となっています。大月課長は「一人一人が交通安全の意識を高め、心にゆとりを持って行動してほしい」と締めくくりました。

パトカーimg
イメージ/写真AC