東広島警察署の大月交通課長がこのほど、FM東広島の番組に出演し、市民が日常で遭遇しやすい交通トラブルへの対処法や、免許取り立ての若者へのアドバイスを語りました。
番組内では、リスナーから寄せられた「山道で動物の死骸に遭遇した際の対応」について、大月課長は110番通報を推奨しました。路上に放置された動物などは交通の障害物となり、避けるための急ハンドルによる二次事故の危険性があります。「警察官や道路管理者が現場に臨場して障害物を除去する。緊急事態なので、交番よりも素早い対応が可能な110番を利用してほしい」と呼びかけました。
また、大音量で音楽を聴き、緊急自動車のサイレンや警察官の指示が聞こえない状態で運転することについても注意を促しました。広島県の道路交通法規ではこれらが禁止されており、違反した場合は5万円以下の罰金が科せられる可能性があります。「通報があれば現場へ急行し、注意や検挙を行うこともある」とし、周囲の音が聞こえる適切な音量での運転を求めました。
さらに、ペットの乗車については「法律上は荷物と同じ扱い」としながらも、運転の妨げになる場合は処罰の対象になると指摘しました。ペットを膝の上に乗せて運転操作に支障をきたす場合や、窓から身を乗り出して運転者の視界を遮る場合は、乗車積載方法違反や安全運転義務違反に問われる恐れがあります。万が一、ペットに起因する事故が起きた場合も、直ちに運転を停止し110番通報を行う必要があります。
最後に、免許を取得したばかりの学生らに対し、大月課長は「予測運転」の徹底と「道を間違えても焦らないこと」の2点を助言しました。「見通しの悪い交差点や公園のそばなど、一つ一つの危険を予測する癖をつけることが事故防止に有効。知らない土地で慌ててハンドル操作をせず、まずは安全な場所に停車して確認する心のゆとりを持ってほしい」と締めくくりました。
