東広島市社会福祉協議会


■笑顔インタビュー

交流増やし、孤立を防ぐ 手話から始まる地域のつながり

 今年2月、東広島市八本松町でろうあ者中心のサロンが開かれ、地域住民が交流した。「聴覚障害は外見からは分からないので、近所に住んでいてもろうあ者であることに気づかれずにコミュニケーションが取れなくて孤立していくことがあります」と東広島市障害福祉課ろうあ者専門相談員の唐澤美加さんは説明する。

 同市高屋町では民生委員児童委員の定例会で手話を学ぶ時間が設けられ、ろうあ者と東広島市手話サークル連絡会のメンバーが講座を実施。牧野福久江さんは「手話をきっかけに知り合いも増え、積極的にコミュニケーションを図るようになった。交流することでさらに手話の技術も上達します」と言う。

 「手話は言語」と唐澤さん。「気軽に立ち話ができるようになったら、困った時に助け合える人間関係ができるはず」と力を込める。

 東広島市社会福祉協議会が行う福祉体験学習を通じて小中学校でも手話を学ぶ輪が広がっている。生徒から「手話のできる歯科衛生士になりたい」という手紙を受け取ったという唐澤さん。「自分が学んだことを将来の仕事に生かしたいと思ってくれたことが、すごくうれしい」とほほ笑む。


 東広島市社会福祉協議会提供のラジオ番組「社協発!笑顔」はFM東広島(89.7MHz)で毎週木曜日午前10時から放送。

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